LUMIX DMC-GH4 機能解説:HDMI出力

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LUMIX DMC-GH4 機能解説:HDMI出力

GH4のHDMI出力機能は非常に優れていて、下記のような使い道がある。

・10bit 4:2:2カラーサンプリングで4Kで撮影して、外部のレコーダー(ATOMOS SHOGUN等)に記録する
・10bit 4:2:2カラーサンプリングで1080pで撮影して、外部のレコーダー(ATOMOS NINJA等)に記録する
・8bit 1080pでフィールドモニター(エーディテクノ 7型ハイビジョンIPS液晶搭載フィールドモニター等)でモニタリングする
・カメラのメニューのキャプチャを撮ったり、ライブビューディスプレイを大画面テレビに映してプレゼンに使用する

HDMIオプションは動画メニューの4ページ目で設定でき、下記の選択肢がある。
【出力ビット数】4:2:2 8bit / 4:2:2 10bit
【情報表示】 ON / OFF
【4K ダウンコンバート】 AUTO / 1080p / OFF

出力ビット数

メモ: 422 10bitに設定されていると、カメラにさしているSDカードには記録できない。

GH4は、より高画質での記録ができるように様々な外部レコーダーに対応している。SDカードへの記録は8bit 4:2:0になるが、HDMIポートを使えば、4Kでも1080pでも、10bit 4:2:2フォーマットで非圧縮の出力ができる。

情報表示

ライブビューモードでは、画面上に様々なアイコン等が表示されるが、これをOFFにすれば何も表示されていたいクリーンな状態で出力ができる。

4K ダウンコンバート

これをAUTOに設定した状態で、4K撮影をしたとき、HDMIポートからはまず4K出力がされる。しかし、接続先の記録装置が反応しない場合は自動で、より一般的にサポートされている1080p出力にダウンコンバートする。このメニューをOFFにしておくとなにがなんでも4Kで出力をし続ける設定になり、1080pを選択しておくと、最初から1080pにダウンコンバートして出力される。

10bitと8bitの違い

ビット数は、画像の中に含まれる色の数を表している。8bitにはRGB(赤、緑、青)それぞれのチャンネルに対して0〜255までの間でトーンが識別される。つまり、各チャンネルに対して256段階の明るさレベルがあるということだ。この明るさのことを輝度と言う。例えば雲がない空を撮影して、暗い青から薄い青までスムーズなグラデーションを写したいとしたら、256段階以上の精度が必要になる。画面に表示される色はこれらの赤、緑、青のチャンネルをそれぞれの輝度で組み合わせたもので出来上がる。

10bitでは、輝度の段階が更に細かく別れるのでより精度の高い色バランスが実現する。とは言っても、8bitでも合計16700000色を映し出せる。映像素材そのままだと8bitでも10bitでもほとんど差は気にならないだろう。差が明確になってくるのは、ポスト編集で色調補正を強く掛けたり、グリーンバックでの撮影をした時や、ビジュアルFXを絡めた制作をするときだ。このような加工をする時は、10bitのスムーズなグラデーションと色の精度が保たれていると非常に助かる。8bitの輝度は256段階あるのに対して、10bitは1024段階もあるので、その差は明らかだ。ちなみにカメラのセンサーは12bitで画をとらえている。

8bitと10bitの違い

4:2:2と4:2:0の違い

これは色のサンプリングを表す数字だ。GH4では4Kや1080pの動画をSDカードに記録するために画像は圧縮され、そのプロセスとしてサンプリング情報を捨てている。4:2:0では、明るい赤、青、緑が黒の隣にあるようなコントラストが高いエリアでは、ピクセレーションやエイリアシングが発生する。4:2:2サンプリングでは破棄される情報が少ないので、例えば暗いところで光る明るいネオンサインのショットでも、スムーズで精度の高い画になる。

画像コンプレっション

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