今、4Kで動画を撮影することの8つの利点と使い方

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4Kのメリット

アナログビデオからフィルムビデオになり、フィルムビデオからデジタルビデオに時代が変わってきたように、今度は4Kの革命がすぐそこまでやってきている。
今、プロの現場ではどのように4Kが使われているのだろうか?

まだ採択率は低いが、価格的な敷居は下がってきていてそれ意外にも4K対応の機器や家電が続々と増えてきている。
あと数年、もしくは数ヶ月で一気に採択率が伸びると予想できる。
費者向けの一眼レフカメラやビデオカメラでも4K対応のものがでてきてはいるが、4Kといえばこれまでは主にマクロフォーマット、4Kテレビ、巨大プロジェクターなどに写すためのものだけだという印象だったはずだ。
たが、世界中の映像制作者達は作品のクオリティを下げずに4Kを上手く活用し始めている。その8つの使い方を紹介しよう。

息を飲ませる映像

National Parks: America’s Best Ideaをプロデュースしたケン・バーンズ氏の得意技は、素晴らしい映像だけでストーリーを伝えることだ。2009年に放送された彼が作ったドキュメンタリーシリーズをみると自然の素晴らしさに感動する。だが、この作品は4Kで出力はされていない。それでも彼はより映像を綺麗に見せるために撮影は4Kで行ったとこのことだ。

ストックのフッテージに最適

撮れるときに撮れるものを撮っておけば後で非常に助かるケースが多い。他の作品にも使えそうなストックの動画を常にストックしていくことが、予算内で、スケジュールどおりに編集を終わらせるためのコツともいえる。それがなければわざわざ撮影しにいくか、素材を購入することになるからだ。
街中の風景、様々な天気を表すシーン、自然を映したシーン、渋滞のシーン等のプロジェクト間で流用しやすい4K動画をストックしておけば、あなたが映像制作者として認められるための近道になるだろう。
それだけでなく、そのストック映像を求めてくる人もいるだろう。上手く行けば小遣い稼ぎにもなる。

今多くの人が4Kを求めている

東京モーターショーなどの巨大展示会は車意外でも各業界で存在している。もしそのような展示会に行ったことがあるならば、恐らくすでに4K映像の威力の証人者であろう。
出展している企業は皆、自分達の商材のショーケース方法の重要さを理解している。
そしてなかでも最先端のマーケッターは4K動画を4Kテレビで流すことの効果を知っている。
もちろん、4Kでの制作費はぐんと上がる。だか、費用対効果で考えると投資する価値がある。もしあなたの手元に4Kで録画できるカメラがあり、企業にとって役に立てると思うのであれば、すぐにでも営業のアポイントを取るために行動にでるべきだ。

クロマキーがより綺麗に

4Kの解像度ではグリーンスクリーンから被写体をキーするのがとてもフレキシブルになる。というのは、グリーンスクリーンのカットで被写体をより綺麗にシャープに切り抜くことができ、おどろくほどのレンジが保持されているのでポスト編集での処理の自由度が格段にあがるのだ。
4Kの解像度では、地上波のテレビ番組の撮影に使われている何百万もするカメラと同じレベルのクロマキー撮影が可能だ。
このクロマキーがより綺麗に撮れるという理由だけでも4Kカメラを購入するための理由に十分なる。

ポストプロダクションで動きを加えられる

Prior to 4K resolution, if you needed to add some motion to your footage in post, you’d likely lose quality in order to add pans, tilts, or zooms.
4Kを取り入れる前までは、ポストプロダクションで撮影した映像に、パンニングやティルトやズーム等の動きを加えるとその分画質が劣化していた。
4Kの魅力の一つではそんなことはない。固定カメラで撮影したシーンでもポスト編集で自由に動きを付け加えて、1080pで書き出しても全く損失のない仕上がりにできる。
映像の中にズームする動きをつけてドリーのような演出をしたりと、これまでにはなかった選択肢が増えるのだ。

速いものをスローに

4Kで撮影することのもう一つの利点は、SonyのPXW-Z100などで可能な様々なフレームレートでの撮影だ。これを駆使すればどんな素早い動きもカタツムリ並みの遅さに演出できる。
高速で走るレースカーや、ハチドリの羽ばたきを撮影してスロー再生すると実にダイナミックな映像に仕上がる。

水をドラマティックに

速いものを遅くするのに加えて、映像に何かが物足りないとき、水や波は独特な動きをしてくれる。
雨でも川でもスローにするとすごく特別な見え方になる。
水を映した映像をストックしておくと、環境問題関連の映像には非常に役に立つ。
Plum Moving Mediaのトレバー・ライトプロデューサーは様々な水の動画を24fpsから300fpsのバリエーションで撮影してストックしているとのことだ。

強制的にプランニング力がつく

これまではシネマ用にしか使われなかったレベルの画質がどんどん一般映像制作者の手に届くようになってきている。CMediaのプロデューサー、ビル・ダンフィーは携わっているプロジェクトに4Kを取り入れてから、全体のプランニングにより力を入れる必要があるようになったと言う。
HDよりも大きいイメージサイズで制作することになるので必然的にフレーミング、レンズ、ライティングと全体的な見た目にこだわる時間も増えたとのことだ。これまでは撮影した素材をどう料理するかを考えるということが多かったが、キャンバスが広くなった今では撮影の前からきっちり作戦をたてないと粗が目立つのだと。だが当然結果的に作品のクオリティは上がる。

4Kビデオのポテンシャルは未だ全貌を見せていない。4Kが撮れるカメラは安価になりつつあるが、編集のことも考えるとそれなりのパワーアップに投資する必要がある。多くの場合、作った作品をクライアントの要望に合わせるために最終的にはダウングレードして納品することがあると思うが、現在受けている依頼はすべて納品がHDであろうが今のうちから4Kで撮影しておくとが将来役立つことは間違いないだろう。

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